税理士も会計事務所を経営する経営者です。
そして、会計事務所の仕事とは、専門性の高い「経営・財務・税務」分野のお手伝いすることにより、お客様に最高のパフォーマンスを発揮していただくことにあると考えております。
■これからの会計事務所に求められるもの
昭和の時代、決算書を作り上げるまでには、伝票作成から元帳、試算表すべて手作業で行われていました。
従って、申告書まで作成するためには膨大な時間と手間がかかりました。
会計事務所の仕事は、この決算書・申告書を作成するだけで、手いっぱいだったのです。
その後、コンピュータの導入により、大幅に業務は効率化されました。
しかし、1台数百万円もするコンピュータは中小企業に導入できる訳もなく、会計事務所においても複数人で1台のコンピュータを使うような状況でした。
従って、依然として会計事務所の仕事は、この決算書・申告書の作成で追われていたのです。
しかし、Windows95の登場と共に、IT環境が急速に発達し、会計事務所を取り巻く環境も一変しました。
コンピュータのハード・ソフトとも機能が向上するとともに、値段も安価になりました。
その結果、中小企業でもある程度の知識があれば、毎月の試算表くらいは気軽にできるようになったのです。
記帳代行をして、決算書及び申告書の作成という従来の業務から、より専門性の高くなる税務に対応しながら、お客様の発展、夢の実現のために
積極的にサポートをしていく時代になってきたと思います。
■略歴
1997年 3月 立教大学理学部卒業
1997年 4月 IT企業にてシステムエンジニアとして活躍する傍ら、税理士試験の勉強を始める。
2002年 9月 横浜市内の会計事務所にて勤務
2005年12月 税理士試験合格(簿記論、財務諸表論、法人税法、相続税法、消費税法)
2006年 3月 税理士登録(登録番号104934)
2007年 9月 前田信哉税理士事務所設立
■プロフィール
1975年1月 神奈川県鎌倉市生まれ
血液型O型
趣味 マラソン(フルマラソン4時間2分完走)
尊敬する人 稲盛和夫
■私が税理士を志した理由
今現在、私が税理士という職業についているということは、高校・大学生の頃には夢にも思わなかったことでしょう。
高校時代は、とりたててやりたいこともなく、「一番ラクそうな」バトミントン部に入部しました。
バトミントンをされたことがある方ならご存知だと思いますが、見た目によらずハードなスポーツで、風でシャトル(羽)が飛ばされないように、真夏でも体育館の窓は閉め切って行います。根性無しの私は1年で退部。。。
おまけに、のんびりとした校風も手伝ってか、学業の方も手を抜いてしまっておりました。
しかし、何故だかわかりませんが、「化学」の成績がものすごく良く、大学も化学科があるところのみを受験、運よく現役で合格することができました。
しかし、もともと化学実験は大のつくほど苦手だったので、当然「化学」のことばかりをやる大学の化学科の授業はつまらなく、あまり授業にも出ない日々が続きました。
現在ではどのような仕組みになっているのかはわかりませんが、一般的に理系の大学に入学すると、3−4年時に研究室に入り、そのまま大学院に行き、推薦で企業の研究職として入社するというパターンが多いように思います。
しかし、なにしろ実験というものが嫌いだった私は、このまま白衣を着て試験管とにらめっこしたまま一生過ごすのは嫌だ!と思い大学院には行かず、就職をすることを決意しました。
しかし、だからといって他にやりたいことも見つからず、一番最初に内定をもらったコンピュータ関係の会社に入社することにしました。
余談ですが、私の卒業した大学は、税理士試験の会場となっており、就職先から内定をもらった後、学生部でアルバイトを探していたところ、資格試験のアルバイトがあるということで、1日半試験監督のアルバイトをしました。それが何を隠そう税理士試験だったとは何か運命のようなものを勝手に感じています(笑)
さてさて、前置きが長くなりましたが、大学までは、会計・税務とは一切関係ない畑を歩んでまいりました。
はじめての就職先も、コンピュータ関係ということで、これまた会計・税務とは全く畑違いの会社でした。
この会社でのシステムエンジニアとしての仕事は、お客様先に出向いて、コンピュータの導入支援などを行いました。
お客様の層は、一部上場企業から、中小零細企業まで幅広い顧客層があり、本当に世の中には色々な会社があるのだと実感することができました。とても良い経験をすることができ、一生の財産となっております。
コンピュータ導入の際には、お客様の担当者あるいは社長様と打合せ等を行い、様々なところでコミュニケーションをとっていくわけですが、この時に、初めて人と接する仕事、お互いに話をしながら如何にして相手のことを理解し、自分の思いを伝えるかといったことの面白さ、難しさを知ることができました。
その中でも、私は中小零細企業の社長様とお話する機会が多く、コンピュータの導入を一から指導させていただきました。
次第に仲良くなっていくと、コンピュータのことばかりではなく、会社のこと、社員さんやご家族の方のもお話をするようになり、中小企業の社長というのは、実は孤独で相談相手があまりいないんだなぁ、と感じるとともに、もっと力になれないだろうか?と考えるようになりました。
コンピュータ導入会社の一社員では、できることは限られている。
もっと直接中小企業に関わることができないだろうか?
色々と調べていくうちに、中小企業に一番身近な専門家である「税理士」という職業があることを知りました。
これが、「税理士」との出会いで、以来資格取得の勉強をし、八年後に税理士試験に合格することができました。
その間に、コンピュータ会社から会計事務所に転職して修行を積んできました。
約五年間、会計事務所でたくさんの経営者と接してきました。
税理士という職業は、税金のスペシャリストであることはもちろんですが、中小企業の経営者が、一番頼りにする専門家兼相談役であると感じました。
今後は、単に申告書を作成する税の専門家というだけではなく、日々のコミュニケーションの中から、本当の信頼関係を築いていき、コーチングなどをもちいて、経営者の本音を引き出していけるような税理士になっていきたいと考えております。 |